ドイツ留学 -Freiburg im Breisgau-

ドイツ(フライブルク)での大学生活および日々の暮らしをお伝えします

フライブルクから行ける観光地① ヨーロッパパーク

 

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画像出典:https://www.vachands.com

フライブルク周辺は観光地がたくさんありますが、今回はヨーロッパの国々をテーマにして巨大遊園地、ヨーロッパパークを紹介します。

 

 

ヨーロッパパークって?

ヨーロッパパークはFreiburgから電車とシャトルバスで1時間弱くらいのRustにある、ヨーロッパ内ではDisneyland Parisの次に多く訪問されているテーマパークです。

東京ディズニーランドとシーを合わせたくらいの面積(90万㎡)とアトラクション数(100)のヨーロッパの国々と映画アーサーとミニモイの不思議な国をテーマにした遊園地です。

 

ヨーロッパパークの魅力

なんと言ってもその広さとアトラクションの数の多さです。この規模の遊園地は日本にはないのでそれだけでも一度行ってみる価値があります。

そしてヨーロッパの国々が各エリア名になっているのも面白いです。それぞれの国のイメージで雰囲気が変わるのを眺めているだけでも十分楽しめます。今いるのはイタリアだから隣はスイスかな?と思うとアイルランドに着いてしまったりして、実際の地理と全く違うのが混乱を誘って逆に楽しいんです。

またなんとも言えない雑さもその魅力の一つです。日本のディズニーに慣れている人だとこんな手抜きあり得ない!と感じてしまうのではないかという部分がたくさんあります。でもそれが人間らしいというか、無理がない感じでいいんですよね。

 

フライブルクからの行き方

学生のSemesterticketおよびRegioKarteで行けるのはHerbolzheim駅までなのでそこで降ります。普通ヨーロッパパークまで行く人はその先の駅まで乗るので降り間違えないように注意しましょう。Herbolzheimより先は範囲外なのでコントロールに見つかれば罰金として60ユーロとられてしまいます!!

さて駅を降りて地下通路をくぐって反対側へ行くと、目の前でバスが待っています。このバスに乗ればヨーロッパパークまで連れて行ってくれます。交通費はこのバス代だけ2.4ユーロかかります。

バスは隣の駅(ルート検索などの通りに電車に乗っているとこの駅から乗るようになっていますが前述の通り、SemesterticketではHerbolzheimまでしかいけませんので注意しましょう)→ ホテル → 従業員入り口 → メイン入り口の順に停まります。

ヨーロッパパークはディズニーと違って夜19時までには閉まるので帰りの電車がなくならないか不安に思う必要はありません。ゆっくり遊べるのも魅力の一つです。

 

ヨーロッパパークの営業時間

11月中旬から1月の冬シーズンは11時から19時

2月は一ヶ月休園です!

3月から11月上旬の夏シーズンは9時から18時

毎年時期が少し変わることがあるので必ず行く前に営業時間を確認しましょう!

 

チケットの購入方法

バスを降りたら荷物検査を通った先に(ヨーロッパパークにはお酒は持ち込めません。気を付けましょう。)従業員のいるチケットブースと自動券売機があります。

どちらで買っても12歳以上のチケットの値段は同じです(冬と夏とで値段が違いますが、2019年夏は52ユーロでした)。いつ行っても自動券売機の方が空いています。窓口には並ばず、自販機を使いましょう。

入場の時は、チケットに印字されたコードを読み込ませます。ディズニーランドのようなファストパス的なシステムはヨーロッパパークにはないので、チケットは再入場時のみ必要になります。

 

アトラクションの待ち時間

Europaparkのアトラクションにはファストパスはありませんので、ただひたすら並んでまつしかありません。過去には学生が夏休み中の土曜日に行ったこともありますが、いつ行っても1時間以上並んだことは一度もありません。ディズニーランドのような混みようは心配しなくても大丈夫です。

アプリを入れるとパーク内の込み具合やショーの説明、アトラクションまでのナビゲーションなどが使えます。これはディズニーと一緒ですね。

 

ヨーロッパパークの食事

ヨーロッパパークはその名の通り、ヨーロッパの国々をテーマにしているので、ギリシャに行けばギリシャ料理が、イタリアへ行けばイタリア料理が食べられるようになっています。おすすめはスイスのラクレット料理です。ラクレットはハイジが食べたことで有名な溶けて伸びるチーズの名前です。ぜひ試してみてください。

 

おすすめアトラクション

ヨーロッパパークにはなんと108ものアトラクションがあります。ディズニーランドとシー合わせても70もないのでヨーロッパパークがどれだけ大きいか想像できるかと思います。

その中でもお勧めのアトラクションをいくつか紹介します。

  1. VOLETARIUM
    まずは、3年前にオープンしたばかりのVOLETARIUMです。これは簡単にいうとディズニーシーに新しくできたソアリンというアトラクションのヨーロッパパーク版です。このアトラクションでは足が宙ぶらりんになる横長のライドで大きなスクリーンに映し出されたヨーロッパの名所を飛行して周ります。
    このアトラクションは他の人気アトラクションと離れた、入り口入ってすぐのところに位置しているため、いつ行っても恐ろしく空いています。奥へ行ってしまうと戻ってきにくいので開園後すぐに乗ることをお勧めします。さてこのVOLETARIUMに一度乗ってしまうと、ディズニーシーのソアリンに乗るために何時間も待つ人がいるなんて正直考えられなくなります。なぜならシーのソアリンとの違いは周遊する国の映像が違うだけなのですから。
  2. WODAN
    数あるジェットコースターの中でも一番のおススメは木造のジェットコースターWODANです。これは本当に揺れるし振り回されるし狭いしでどのジェットコンクリートよりもスリリングです。加えて並んでいる間に見聞きするWODANのストーリーが面白いです。ドイツ語が分からなくても雰囲気があるのでかなり楽しめると思います。お隣のBlueFire(ドイツ版ドドンパ)も面白いのですが、待機列が屋外に設置されているので夏は直射日光、冬は寒さでかなりこたえます。
  3. Abenteuer Atlantis
    ジェットコースターが苦手な人におすすめなのがシューティングアトラクション、Abenteuer Atlantisです。ランドの「バズライトイヤーのアストロブラスター」のヨーロッパパークバージョンです。自分のライトがとても見辛くなっているので高得点を狙うのがとても難しいです。それだけ夢中になれます!
  4. Wasserballon Schiessen
    これは夏場だけしか楽しめませんが、お金を払うと大きな水風船がもらえ(確か5ユーロで10発だったと思います)、2チームに分かれて風船を打ち合う遊びが楽しめる場所がギリシャエリアにあります。巨大なパチンコに水風船を乗せて後ろに引っ張って(結構重い)離すと飛ぶのですが、これがなかなか調整が難しく、自分に当たってしまったりするのが最高に楽しいです。かなり地味な見た目なので見落としてしまいがちですがこれは絶対遊ぶ価値ありです!

 

最後に

ここに紹介した以外のもたくさんのアトラクションやアクティビティが楽しめるのでぜひ一度遊びに行ってみてください。

開園時間などの情報は必ず行く前に公式サイトで確認してください。