フライブルクの郷土料理 -その1-
フライブルクで買える郷土料理や珍味を紹介するシリーズ、第一回目はTellergallertについて書きます!
これは一体何ですか???
写真を見て、いったいこれは何?と思う人は少なくないのではないでしょうか。
これは豚の鼻とほっぺの肉をコンソメで煮て、煮汁と一緒にお皿の形に冷やして固めた料理です。
真ん中が鼻肉、横の2つがほっぺのお肉です。
私は鼻肉の方がやわらかくて美味しいと思いましたが、これは人によってずいぶん好みが分かれるようです。
その名もTellergallert
場所によって名前は違うようですが、フライブルクではReweでTellergallertという名前で売っています。
このTellergallertは日本でいうところの納豆や梅干しに当たる、大変好き嫌いの分かれる食事だそうです。
これを始めて私に食べさせてくれたのは大家さんの一家でしたが、ご主人以外は誰一人好きではないと言っていたのでドイツ人だからと言って誰でも好んで食べる味ではないようです。
その好き嫌いを別ける最大の理由は周りのゼラチンです。このブルブルが苦手だと言う人は少なくないようですね。
お肉なのに冷たくて酸っぱいのが嫌だという人もいます。
ただこのTellergallert、好きな人は病みつきになるほど美味しいので、騙されたと思って食べてみて欲しいです!!
Tellergallertの食べ方
オススメの食べ方は、上のように短冊状に切り、パンにキュウリか玉ねぎのピクルスと一緒にのせて上から胡椒をたっぷりかけて食べる方法です。
パンにバターを塗ったり、マスタードをかけたりする食べ方もありますが、私は胡椒が一番Tellergallertの味を感じれて美味しいと感じました。
食べる時の注意点
あくまで冷菜なので、レンジであっためたりしてはいけません!
このゼラチン部分が美味しいのに温めてしまうと溶けてしまいます!
最後に
日本人には食べなれない味なので、人によっては苦手な料理かもしれません。
とにかくビールのおつまみにはぴったりです!
私はたまに無性に食べたくなりますが、1人では一度に食べきれない量なので人が集まった時に出しています。
一度開けてしまうと賞味期限は2,3日になってしまうのでなるべく早めに食べきってください。
なかなか珍しい料理なので、ぜひフライブルクにいる間に試してみてくださいね。