ドイツでびっくり体験!蜂に刺された!!
私はフライブルクに引っ越してから人生で初めて蜂に刺される経験をしました。
されたタイミングが悪かったこともあり、本当に痛いし腫れるし、一体どうしたらいいのかと途方に暮れたので、その時の経験を書いておこうと思います。
刺した蜂は・・・
私が刺されたのはドイツ語でWespeと呼ばれるヨーロッパクロスズメバチでした。
ドイツだと夏の間はテラス席など外で食事をする機会が増えますが、その時に必ず遊びにやってくるのがこのヨーロッパクロスズメバチです。
ジュースなど甘い飲み物には必ず寄ってきますが、なんと肉や魚料理にも寄ってきます。
家で生肉を調理しているとヨーロッパクロスズメバチが端っこでモグモグ生肉を頬張っていることがあります。
ヨーロッパクロスズメバチは、名前にスズメバチとあるので怖い印象を受けますが、スズメバチ(Hornisse)とは異なり、普段は攻撃性も毒性も高くないミツバチより少し大きめの蜂です。
寝ている間に刺された!!
ところが私が刺されたのが寝ている時だったのでずいぶんと驚いてしまい、その分起きていて刺されるより痛く感じたのだろうと思います、かなりのパニック状態になりました。
朝の4時頃だったので緊急医療センターの番号116117へかけました(ドイツ国内であればケータイ・家電から24時間・365日無料でかけられます)。
幸い、過去に刺されたことがなかったこともあり、アナフィラキシーショックにはならずに済みました。
アナフィラキシーショックを起こしているかどうかの判断方法
電話をとった緊急救命士の話によれば、
- 呼吸ができているか
- 会話ができているか
- 刺された箇所が異常に(だいたい2ユーロ硬貨より大きく)膨れているか
が大事なようです。
それから、刺されてもできるだけ落ち着いて対処することも必要だと言われました。
電話を切って落ち着くことはできましたがどうにも痛みが治まらず、氷で冷やしながら薬局が開くのを待って、勧められたジェルを購入しました。
ジェルは効果なし?!
ところがこのジェル、何度も何度も塗りましたが、名前も思い出せないほど効きませんでした。
友人に助けを求めると、Quark(水切りヨーグルトに似た非熟成チーズ)が一番効くというので、半信半疑で塗ってみるとこれが不思議なほど気持ちよかったです。
見た目はかなり悪いので出かける場合はジェルで我慢するしかありませんが、Quarkをのせた上からラップでグルグル巻きにすると、Quarkが患部に密着して痛みが和らぎました。
人にもよると思いますが、刺された直後ほどの痛みはないにしても、痛み自体はジワジワと1週間以上続きました。
最後に
私が刺されたのは11月のとても寒い日で、窓もシャッターも全て閉め切っていた時でした。
この事件のおかげで天井に穴が開いていて、そこから蜂が家の中に入ってきている上に巣まで作っていることがわかりました。
このような場合、大家さんはすぐに対処する義務があります!
他の住人にも関わることなので、躊躇せずにすぐに大家さんに連絡しましょう。
私の場合、大家さんに連絡したのにも関わらず、すぐには対処してもらえず寝室が3ヵ月ほど使えない状態(蜂だらけになってしまった)だったため、後で弁護士を通して寝室が使えなかった分の200ユーロを返金してもらうことになりました。
大家さんとのトラブルに関しては
で詳しく書いているので参考にしてください!