ドイツ人が勧めるカードゲーム② Wikingerschachで遊んでみよう
今日はドイツ人が勧めるゲームを紹介するシリーズ第二弾ということで、Wikingerschachを紹介します!!
Wikingerschachって何?
Wikingerschach(バイキングチェス)とは、スウェーデンの島であるゴットランド島発祥と言われているゲームです。
チェスと言っても写真のような一般的なチェスではなく、カーリングのように相手の駒を倒すチェスですが、ブラシではこすらずに棒を投げて倒します。
通販等でだいたい30ユーロ前後で売っていますが、木でできているため重く、持ち運びが少し大変です。
なので、水をいれたペットボトルで代用するといいです。
ペットボトルを使ってバイキングチェスをやってみたい方は次の項目を、木製のバイキングチェスを購入する場合は次の項目を飛ばして読んでください♪
番外:ペットボトルでバイキングチェスを作ってみよう!
作ると言っても中に水を入れるだけ!切断などはしません♪
ペットボトルを使ってバイキングチェスを行う場合、ペットボトルは全部で21本用意する必要があります。
内訳は以下の通りです。
- 枠線代わりのペットボトル4本:
大枠の4つ角に1本ずつ目印として置きます。
この目印に合わせて、自分と相手の駒を並べます。
あまり枠を大きくしてしまうと、投げるのが難しくなってしまうので、だいたい大股10歩ほどの辺を(サッカーコートのイメージで)長辺にするといいです。 - 自分と相手の駒代わりのペットボトル5本ずつ:
5本のペットボトルには水を1/3程度入れて、簡単には倒れないけれど当たったら倒れるように調整します。自分側の枠線上(角の目印と目印の間)に等間隔に並べます。 - 中心に王様の駒代わりのペットボトル1本:
両陣地から等間隔の場所、ちょうど真ん中になるように王様のペットボトルを置きます。
他のペットボトルより少し重くしておきます。 - 投げる棒代わりのペットボトル6本:
このペットボトルを投げて、先ほど並べたペットボトルを倒すので、当たって倒れる重さに水の量を調整します。
駒のペットボトルと投げるペットボトルのサイズが違うと分かりやすいです。
バイキングチェスを始めよう!
これでゲームを始める準備ができました。
配置のイメージは以下の通りです。
では、ゲームのルールを説明します。
バイキングチェスの遊び方
- 2チームに分かれます。投げる棒は6本あるので、1チーム6人まで参加できます。
- このゲーム中、基本の投げ方は下投げです。上から投げてはいけません。
- 投げる棒をお互いの代表が王様目掛けて投げます。より王様に近かった棒のチームから始めます。この時、王様にぶつかってしまったらぶつかっていない方、両方ぶつかったらやり直しです。
- 自分のチームの番になったら、1人ずつ棒を投げて相手の駒を倒します。この時王様にぶつかると相手チームの番になってしまうので注意しましょう。
- もしも前のターンで相手チームに倒された駒がある場合は、その駒を王様より相手側に、でもなるべくこちら側に近い位置を目掛けて投げます。その駒は相手に立ててもらいます。この駒が相手のディフェンスになるので、まずはこの駒を狙います。この駒が倒れるまで、他の駒を狙ってはいけません。
- もしも前のターンで自分のチームが倒したディフェンスの駒があり、その駒がまだ相手チームに倒されていない場合、この駒のある位置から棒を投げることが可能です。つまり倒した駒にはディフェンスの役割と、ラインを上げる効果があります。
- 相手チームの駒を全て倒したら、最後は王様の駒を狙います。この時だけ、棒は王様に背を向けた状態で、両足の間を通して投げなければいけません。すべてが逆さまに見えるので当然当てるのも難しいです。
- 王様の駒を先に倒した方が勝ちです。
最後に
カードゲームと違い、広い場所が必要になりますが、場所さえあれば誰でも楽しめるゲームなので、ぜひ遊んでみてください。
室内で行う場合は、トイレットペーパーの芯やお手玉などで代用できます。