オクトーバーフェストは実は9月のお祭り!?
ドイツと言えばオクトーバーフェストを想像する人は少なくないのではないでしょうか?!
今回はそんなオクトーバーフェストについて、ありがちな勘違いを紹介します♪
オクトーバーフェスト=10月は大間違い!?
元祖であり最大のオクトーバーフェスト開催地はやっぱりミュンヘンです。
ここで間違えやすいのが開催時期です。
オクトーバーフェストと言う名前ですが、開催時期はだいたい9月の今頃から10月の1週目までで、10月が主な開催時期ではないんです。
日本で七夕祭りという名前なのに8月に開催されるのと似ていますね。
オクトーバーフェストと言えば
さてこのオクトーバーフェストの代名詞ともいえるのが伝統衣装のDirndlとLederhoseですよね。
最初の写真が女性用のDirndl、下の写真が男性用のLederhoseという衣装です。
Dirndlは白い丈の短いブラウスを着て、その上にノースリーブのワンピースを着たら、最後にエプロンを巻いて完成です。
浴衣と帯と帯紐のように、Dirndlもブラウスとワンピースとエプロンの組み合わせを楽しんで着ることができます。
写真でも確認できるように、白いブラウスだけでも肩の開いているものや、ボタンのついているもの、刺繍が施されたものから、透け感のあるものまで様々な種類があります。
Lederhoseは上にボタンシャツ下に革ズボンを履いて、サスペンダーをつければ完成です。
この革ズボンも様々な色があり、刺繍の種類も豊富です。
シャツの色が変わるとイメージがガラッと変わるので同じ革ズボンでも様々なバリエーションが作れます。
この伝統衣装、オクトーバーフェストの時期にバイエルン地方にいればそこら中で目にします。
お祭りの方面へ向かう電車の中は衣装を着ていないと浮いてしまうほどたくさんの人になります。
フライブルクでもオクトーバーフェストを祝うの?
さてここまで書いてきたのはミュンヘンの話ばかりで、フライブルクは?と思った方もいるのではないでしょうか。
喜ばしいことに(?)このオクトーバーフェストは近年ミュンヘン以外でも一般的になってきています。
地元の醸造所が開催したり、村祭りにオクトーバーフェストと言う名前をつけたり、地域によって様々です。
とはいえまだまだミュンヘンほど大規模ではないですが。
フライブルクではGanterというビール工場が毎年Ganter Oktoberfestを開催しています。
ぜひDirndlやLederhoseを着てでかけてみてください。
他にも伝統衣装を着る機会がある!
でもオクトーバーフェスト以外でDirndlやLederhoseを着る機会がないなあ、と言う方!そんなことはありませんよ。
最近では、オクトーバーフェストに限らずお祭りに着てでかけるのが主流になっているようです。
着丈や色や柄もどんどんバリエーションがましていて、若者がより気軽に着れる物になっているようです。
中にはDirndlではなくLederhoseを来ている女性も見かけます。
それでも高級な伝統衣装には手が出ないと思っている方!
日本でいうところのUNIQLOの浴衣、のように、ドイツでもNewYorkerやH&MでDirndl・Lederhoseが格安で手に入ります。
デパートなどで取り扱っている伝統衣装も一度オクトーバーフェストの時期が過ぎてしまえば、格安で手に入るので狙い目です!
ぜひ伝統衣装をゲットしてお祭りにでかけてみてください。