フライブルクでのゴミの分別方法
ドイツはカラフルなゴミコンテナーや細かい仕分けで有名です。今日は何をどうやって処分したらいいか分からない人のために、ゴミの捨て方を紹介します。
*ゴミ箱の色分けは地域によって変わります。
緑=Papier
まずはPapierについてです。
Papierはその名の通り紙類を捨てるゴミ箱です。
新聞紙、古紙、段ボールなどを捨てます。
人によっては鼻をかんだティッシュも紙で捨てますが、基本的には汚れていない紙類を入れます。なので、ケーキがべったりついたケーキ箱などはNGです。
書類や雑誌を捨てる時も、ホッチキスなど紙でないものは外す必要があります。
黄色=GelberSack
続いてKunststoffeもしくは黄色い袋GelberSackです。
ここにはプラスチック、ビニール、缶詰などを捨てます(アルミ缶等はPfandのない物のみ)。
例えばラップは箱と芯は紙ごみですが、ラップと刃はプラゴミですのでここへ捨てます。
黒=Restmüll
次にRestmüllです。
上のどれにも分類されない一般ゴミはこのゴミ箱に捨てます。汚れてしまった紙やプラスチックもここです。
場所によってはこれと別にBiomüll(生ゴミ)をコンポストに捨てるところもあります。その場合は、茶葉、調理していない状態の野菜や肉、卵などだけRestmüllと別けて捨てます。
ゴミ箱は自分で買うの?
さてこれらのカラフルなゴミ箱は、寮やWGでは既に置いてある場合がほとんどですが、別で部屋を借りる場合、個人で購入する必要がある場合もあります(大家さんの意向によります)。真夏の時期以外、ゴミ収集は2週間に一度が普通ですが、2人以内で暮らすには一番小さなサイズの35ℓでも十分です。
臨時でどうしてもコンテナーに入りきらない量のゴミが出てしまう時は、専用のゴミ袋が5ユーロで購入できます。それをコンテナーを出す日に一緒に出せば持って行ってくれます。専用のゴミ袋は金物屋さんで買うのが確実です。スーパーだと専用でないただの黒い袋を間違って購入してしまう可能性もあるので。
ちなみにGelberSackはコンテナーがあることはまれなので、役所等で無料配布しているものを定期的にもらいに行く必要があります。
ゴミの収集について
コンテナーとGelberSackは地域ごとに決められた収集日に道に出します。作業員の方が回収しやすいように、コンテナーに書いてある通りの方向で出すようにしましょう。このとき、コンテナーの蓋からゴミがはみ出すほどパンパンだと回収してくれないので注意してください!
2019年のゴミ収集日はこちらから、最新の収集日はこちらからどうぞ。役所でも印刷した状態のものをもらえます。
瓶類
瓶類は、地域ごとに設置されている専用のコンテナーに捨てます(平日の夜10時以降と日曜祝日は騒音になるので一般的には廃棄禁止ですが、Europaplatzのコンテナーは音が響かない作りなので常時廃棄可能です)。
Pfand
この時に注意したいのがPfandです。瓶のラベルに以下のようなPfandマーク、もしくはMehrwegと書いてあるかどうか確認してください。
マークがある場合、スーパーに持ち込むとお金が返ってくるので捨ててはいけません。
どちらにしても瓶を綺麗に洗ったら、緑、茶色、白と色別でコンテナーの表示通りに捨てます。
インクカートリッジ
インクカートリッジはRefillCenterでインクを詰めてもらうか交換してもらえます。
電池
電池はEuropaplatzのmedia@Homeで回収しています。
Recyclinghof
1つ1つ別の場所へ捨てるのが面倒な場合、Recyclinghofがオススメです。服や靴、電気機器など捨て方が分からないものから瓶類まで一度に捨てられる場所です。
Recyclinghofのリストはこちらからどうぞ。
面倒でもめちゃくちゃな捨て方はせずにしっかりと分別しましょう!