ドイツ留学 -Freiburg im Breisgau-

ドイツ(フライブルク)での大学生活および日々の暮らしをお伝えします

ドラマのドイツ語① 全然使えない?Drop Dead Diva編

私は普段、海外ドラマ・映画で聞いたフレーズをメモしているのですが、その中で使い方をネイティブスピーカーに確認したものを載せていきたいと思います。

 

 

リーガルドラマ DropDeadDiva の単語

今日はDropDeadDiva(リーガルドラマ)のドイツ語です。

DropDeadDivaはモデル志望の女性が交通事故に遭い、同時期に昏睡状態になった弁護士の女性の体に憑依してしまう話です。

中にはそんな表現どこで聞いたの?日常会話で使えないんじゃない?と言われたものもあります。

もしかしたら全然使えないのではないか?という不安もありますが、教材に載っているドイツ語よりは面白いと思うので。

 

Ich bin am Boden zerstört.

これは直訳すると「私は床に倒された。」となりますが、言うなれば「こてんぱんにのされてグッタリな状態」を指しています。

用途としては例えば、マイケルジャクソンの熱狂的なファンが彼の死を受けて生きる気力を失ってしまう、という感情がぴったりだそうです。

似たような表現で、Meine Ära ist zum Ende gegangen.=「私の時代は終わった。」というものもありますが、どちらも例えば冷蔵庫にとっておいたプリンを人に食べられた程度で使うには大げさな表現だそうです。

私と同世代の人であれば、SMAPが解散したときや嵐が活動休止を発表したときの感情を表すのにぴったりなのではないかと思います。

個人的にはマイケルの死の方が衝撃でしたが。

 

Sie haben das Recht zu schweigen.

これはリーガルドラマの決まり文句の一つ、警察が容疑者を逮捕するときに言う言葉「あなたには黙秘権があります。」です。

警察にでもならない限り使いませんが、こういうフレーズを知っている方がドラマや映画は楽しめます。

 

Einspruch!

同じくリーガルドラマでお決まりの言葉、「意義あり!」です。

「認めます」= stattgegeben、「却下します」= abgelehnt を使います。

 

Du hast mich im Regen stehen gelassen.

直訳すると「あなたは私を雨の中に置き去りにした」となりますが、実際には「大変な場面に置き去りにする」「大事な約束をすっぽかす」と言う意味になります。

ドラマ中では証人尋問に同意した証人が当日法廷に姿を現さなかったことで弁護側が有利になるはずだった裁判が逆に不利になってしまったシーンで、約束をすっぽかされた弁護士がすっぽかした証人に言ったセリフです。

 

Warum müssen wir bei jedem Grspräch darauf zurückkommen?

これは「どうして毎回その話をしなくちゃならないの?」と言う意味です。

4番と同様、決して良い響きではないので主に喧嘩で使います。

母親と電話していた主人公が次はいつ家に帰ってくるのかと聞かれてこのセリフを言います。

 

最後に

どうでしょう、何か参考になる表現はありましたか?

アメリカのドラマなので法律用語もドイツでは使われないものがあったりするというのが逆に面白かったので載せてみました。

また別のドラマ、できればドイツのも載せたいと思います。