ドイツ人が勧めるカードゲーム③ トランプゲームRommé(ラミー)の遊び方
ドイツでは友人同士で集まった時にカードゲームやボードゲームで遊ぶことがよくあります。
今日はドイツの王道トランプゲームの一つ、ラミーの遊び方を紹介します。
必要な物はトランプと紙と鉛筆だけ!
一般的な54枚のトランプを用意します。
ジョーカーも全て使います。
紙と鉛筆はプレイヤーの点数をメモするのに使います。
遊ぶ前に覚えておくこと
点数:
2~10はそのまま、Aは1として扱うので1点、絵柄は10点として数えます。
最初に手札を全てなくした人が勝ちなので、点数が多い人が負けになります。
組み合わせ:
同じ絵柄で階段状になっている数字(例:♠Aと♠2と♠3と♠4)、違う絵柄で同じ数字(例:♠5と♥5と♦5)で3枚以上のもの。
ジョーカーはどのカードにもなるので、ジョーカーを入れて作ってもいい。
ラミーの遊び方
- 手札を7枚ずつ配ります。
- 残りの札は山札として伏せて置いておきます。捨て札として山札の隣に、山札の一番上のカードを1枚表向きに置きます。
- 一番若い人から始めます(ドイツのほとんどのゲームは若い順に始まります)。
- 自分のターンになったら、山札から1枚、もしくは捨て札のカードを引きます。
捨て札を引く場合のみすぐに組み合わせを作って場に出す必要があります。 - 自分のターンでできることは4種類あります。
1) 手札に組み合わせがあれば場に出す。
2) 手札に場に出ている組み合わせに連結できるカードがあれば場に出す。
3) 手札にあるカードと場に出ているカードを使って新しい組み合わせを作る(この場合、カードを拝借した組み合わせも新しくできる組み合わせも、組み合わせとして成立していなければいけません)。
4) 場に1枚捨てて終わります。組み合わせも連結できるカードもなかった場合は、場に1枚捨てるだけでターンは終わります。 - ただし、初めて場に出すカードは足して30になる組み合わせ(例:♠7と♠8と♠9と♠10)でないといけません。
なので最初のうちは組み合わせができず、手札が増え続けることがあります。 - 自分のターン中なら、いくつ組み合わせや連結するカードを出しても構いませんが、最初に30以上の組み合わせを出したターンではそれ以上のことはできません。
- 場にあるジョーカーに相当するカードが手札にある場合、自分のターン中なら取り換えることができます。
- 最初に手札が0枚になった人が勝ちです。
残りのプレーヤーは、手元に残っているカードの点数を足したものが今回のペナルティになります。
この時だけ、ジョーカーは10点とみなされます。 - 3回ゲームを繰り返して一番ペナルティが少ない人が勝ちになります。
最後に
ラミーはラミーキューブというドミノ型のチップタイプでも発売されていますが、トランプを使えば簡単にできるのでぜひ遊んでみてください。
ラミーはUNOのように地域によって様々なルールがあるので、必ずルールを確認してから始めましょう。