ドイツ留学 -Freiburg im Breisgau-

ドイツ(フライブルク)での大学生活および日々の暮らしをお伝えします

ドイツでも魚を食べたい! -捌き方編-

海外生活が長引くと魚丸ごとやお肉の塊などを購入・調理する機会もきっと出てくると思います。

そんな時に参考にしてもらえるように、ここではまず魚の三枚おろしの方法を簡単に書きたいと思います!

※この作業には大量の新聞紙が必要になります。新聞は大学でも配っているのでまずは読んで魚の調理に再利用してください!

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鱗を落とす

こちらで販売されている大抵の食材は日本と比べると処理が雑です。

まずは必ず鱗を取りから始めましょう。

鱗は飛び散るので必ずシンクに新聞紙のバリケードを作ってから作業を始めしましょう。

※机の上など平坦な場所でやっても飛び散りは防げませんでした。

新聞紙をセットしたらいざ魚の表面全部をうろこ取り(写真)もしくは包丁の背でなでるようにこそいでいきます。

        

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画像出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp

このうろこ取りはかなり便利ですが、ない場合は包丁でも十分に代用可能です。

 鱗が取れたら一度綺麗に洗いましょう。

 

内臓を出す

お腹に包丁を入れて内臓を取り出します。

水で流しながらやると上手く行きます。

お魚や売り場によってはこの作業はすでに済んでいる場合もあります。

 

カマを切り出す

この作業は一般的な包丁でも可能ですが、鮭など大きなお魚の場合、太刀包丁がとても便利です。

包丁をエラ裏の骨にはわせるようにして一気におとします。

落とした頭は捨てずにとって置きます。

 

3つに分ける

空いているお腹にもう一度包丁を入れて、骨すれすれのところをしっぽに向かってキリ進めます。

背中からも同様に包丁を入れていきます。これで手前の1枚が切れます。

骨と残った半身を切り離すには、頭の方から間に包丁を滑らせて行きます。

最初は骨にたくさん身が残ってしまいますが繰り返すうちに上手になります。

 

あらの使い方はずばり2つ!

頭と身のついた骨は鮭以外の魚はあら汁、鮭の場合は鮭ほぐしにします。

 

あら汁の作り方

まずは頭の表面にぬめりがないかしっかり洗って確認しましょう。

その後、一度熱湯をくぐらせます。

出汁が出てしまうような気がしますが、むしろ苦味の原因になるので容赦なく炊いて大丈夫です。

この時、血合いが見つかったらかならず取り除きます。

下処理が済んだらネギや生姜と一緒に煮ます。

身は食べない物と思って出汁をしっかり煮だします。

この汁で味噌汁を作るとあら汁になります。

 

鮭のほぐし身

鮭の頭にぬめりがないか確認します。しっかり取れていたら、骨などと一緒にフライパンで弱~中火で焼きます。

全体に火が通ったら一度取り出して、身をほぐす作業になります。

私は皮も身も一緒にほぐしに入れてしまいますが、皮が苦手な人はここで出しておきましょう。

身だけになったら、もう一度フライパンに戻し、みりんと醤油で味付けしながら炒めます。

水分はなるべく飛ばした方が美味しいです。

最後にゴマとごま油を混ぜれば完成です!

冷凍しておけばお弁当のおかずになります。

 

最後に

以上、お魚の捌き方でした。

調理編も参考にしてください♪