ドイツの大学事情: フライブルクの学食
意外と知られていませんが、フライブルク大学には4つの学食と4つのカフェがあります!!
というわけで今回はそれぞれのオススメ商品も合わせて紹介します。
- Mensa Remparstrasse
- Mensa Institutviertel
- Mensa Littenweiler
- Mensa Flugplatz
- Mensaの使い方:
- Mensaの料金
- Café Senkrecht
- Café Europa
- Café Libresso
- Café Institutviertel
- 最後に
Mensa Remparstrasse
図書館前の通りを図書館を右に見て左に入って行ったところにあります。
ここは4つの学食の中で一番大きくて味も一番美味しいです。
夏の間は屋外にビアガーデンが設置されます。
正面から入って奥の階段を上ると2つのメニューから1つを選べます(Essen1とEssen2)。
それ以外に、Schnell Tellerというのが左手のガラス張りの階段を上ると選べますし、Buffeでは色々な料理を量り売りをしています。
Mensa Institutviertel
数学・物理・化学・環境学部の建物群にある学食です。
路面電車の5番線でFahnenbergplatzで降りて道を渡ってまっすぐ歩くか、4番線でTennenbacherstrasseまで行って目の前の環境学部棟の左側を入って歩いていけばあります。
大きさはRemparstrasseとだいたい同じくらいです。
ただ、食事の種類は少ないです。
Remparと違って階段を上ると大きなホールになっていて、自分の食べたい料理の前に並ぶシステムです。
Mensa Littenweiler
この学食は教育大学(PH)にある学食です。
Uni Freiburgの学生が行くことはほとんどないと思います。
上の2つよりは少し小さめで、システムは2番と同じ、好きな料理の前に並ぶ形式です。
Mensa Flugplatz
この学食はUni Freiburgの情報学部の学食です。
情報学部以外の人が使うことはないので一番小さく、料理の品数も量もとても少ないので売り切れることが多いです。
Mensaの使い方:
SUICAの要領で学生カードにお金をチャージします(学生カードがなくても買えますが、50セントほど高くなります)。
①チャージするには学食に設置されている機械にカードと銀行カードを差し込んで行う ②Informationで銀行カードもしくは現金を渡してチャージしてもらう(機械に銀行カードを差し込むのは抵抗がある人、もしくは現金でチャージしたい人はここでする) ③会計時に銀行カードもしくは現金でチャージする の3つの方法があります。
ただ、大きな学食では③のやり方は迷惑になるので緊急時以外はやめたほうがいいです。
お盆にフォーク、スプーン、ナイフなどの食器と好きなメニューをのせたら、会計の列に並びます。
カードで払う場合は白い機械にカードをかざしてお会計完了です。
メインメニューの多くは、Salat Ink.になっています。
つまりサラダ込みの料金になっているのでサラダも忘れずにもらいましょう。
サラダにはドレッシングなしとありがあって、無しの場合、会計後にドレッシングをかけることができます。
量が足りないと思う人は、Nachschlagという無料でおかわりできる料理があります。
といっても大体はパスタにソースをかけただけだ簡易なものです。
食べ終わったトレイは他のトレイとは重ねずに、ベルトコンベアに流します。
学食によっては新メニューを試している場合もあり、その時は帰り口に評価する専用の機械が設けられます。
評価を参考にして今後のメニューが決まります。
Mensaの料金
ちなみに、お昼ご飯は2.5~3ユーロで食べられます。夜ごはんは3~4ユーロです。
今日の学食のメニューが知りたい人はこちらから確認できます。リンク先はRemaprstrasseのメニューになっているので他の学食のメニューが観たい人は、Essen→Speisepläneから選んでください。
また、新メニューなどの情報はこちらで不定期に配信されています。
今期の学食の新メニューには例えばこんなものがありました。
Café Senkrecht
このカフェはKGIとKGIIの間の広場にある2つのカフェのうちの1つで、4つのカフェの中で一番規模が小さいです。
食事は昼頃までは軽食を売っていて、中でもシナモンロール(Zimtschnecken)が人気です。
夕方になるとりんごやビスケットしか売っていないのですが、飲み物が目当てで他
のカフェが混雑しているときにはオススメです。
また毎週月曜日の夜にはInternationalClub主催のイベントが行われます。
特にまだ来たばかりで言語が不安な時、他の言語を始めてみたいけどどれにしようか迷っているときには、CaféMultilinguaというイベントが役立ちます。
毎回決まったテーマについて話し合うイベントなのですが、主なポイントは全て日本語を含む8ヶ国語に訳されているので共通言語が無い同士での会話が楽しめます。
1ドリンク無料でついてくるところも嬉しいです。
Café Europa
このカフェはCafé Senkrechtのすぐ向かいにあります。
サンドイッチやヨーグルトなどメニューが豊富です。特にチーズベーグルが美味しい(日本でいうベーグルより柔らかい)のでぜひ一度食べてみてください。
ただ平日は法学部の学生で席はびっちり埋まってしまうので、ここで買って別の場所で食べる人が多いです。
朝早くもしくは午後15時以降の時間を見計らっていってもいいかもしれません。
Café Libresso
このカフェは図書館の中、1階にあるカフェです。
ここはフレッシュジュースとSchoko-Kokosケーキがおすすめです。
ジュースに使われるフルーツはオレンジだったりリンゴだったり季節によって変わります。
フルーツはもちろん常温なので日本のような冷たいジュースは期待できませんが、特に試験期間中は勉強の合間に飲むとすごく美味しく感じます。
ケーキは他にも4種類ほどあって曜日によって変わります。
Schoko-Kokosミスタードーナッツのココナッツチョコレートが好きな人は絶対に好きな味です。
スーパーの冷凍ケーキコーナーでもよく売られていますがパン屋さんではあまりみかけないので図書館がオススメです。
Café Institutviertel
理系の学部棟にある学食と一体化しているカフェです。
バーを通って中に入ります。
ここは甘いデザート系のパンが人気です。
一番のオススメはマフィンです!私はバナナとブルーベリーのマフィンが大好きです。油多めのしっとりマフィンです♪
ただ、理系でないと来ることは少ないと思います。
理系の学生はここと別で、数学棟のそばのパン屋さんで買うことも多いです。
学生にはピザパンが人気ですが、サンドイッチもボリュームがあってとても美味しいです。
お昼時には混雑するので早めに行くことをオススメします。
最後に
以上大学にある4つの学食と4つのカフェを紹介しました。
私はあまり外食したくないのと、学食の食事が合わないのとで、お弁当を持ち歩くようにしていますが、レストランなどで食べるよりかはよっぽど安くすむのと、基本的に誰でも学生は学食で食べるので、最初のうちは嫌でも友達に付き合って学食へ通うといいと思います。
まだ生活に慣れないうちは自分では知りえないような情報が得られたりもします。
お弁当を学食で食べることももちろん可能ですが、自分の想像しているほどは話のネタになりません。
移民が当たり前のドイツ(特に大学都市)では日本に来る外国人のような扱いはされません。
なのでそこに触れられなかったとしてもあまり気にしないことが大事です!
逆にいうと、お弁当をお箸で食べるのは何も恥ずかしいことではないので、気にせずどんどん持参しましょう。